リモートデスクトップのサポート

MxLogon2 はリモートデスクトップに対応します。MxLogon2がインストールされたリモートコンピュータに、クライアント接続のUSBキーでログオンできます。

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旧来のリモートデスクトップのリモートコンピュータへのログオンは、リモートコンピュータの認証画面が表示され、そこからログインしていました。Vista以降、クライアント側でリモートコンピュータへの資格情報を事前に認証するネットワークレベル認証(NLA)が採用されています。

リモートデスクトップに表示したリモートコンピュータの認証画面にキー入力することは安全ではありません。パスワードがそのまま回線に流れてしまいます。NLAは、クライアント側で入力した資格情報を暗号化してリモートコンピュータに送付するため、より安全です。

最新版の MxLogon2 は、NLAと似たような方式でリモート認証を行います。

  • クライアント側で MxLogon2 経由でNLAを行います。USBキーのPINはローカル側で確認します。USBキーにユーザ名、パスワードが保存されていたら自動認証します。
  • リモートコンピュータは暗号化された通信チャネルでNLA認証情報を取得します
  • クライアント側で MxLogon2 によるNLAが成功すると、リモートコンピュータにサインインします。リモートコンピュータの認証画面が表示されることはありません。
  • クライアント側の MxLogon2 によるNLA認証はキャッシュされます。リモートコンピュータのロックは、USBキーを接続するだけでキャッシュ情報をつかって解除されます

クライアント側にはプラグインと、NLA用にMxLogon2を導入する必要があります( フルセットの MxLogon2 をインストールするのではなく、NLA用のみのセットアップ )